いい美女People-鳥塚ルミ子

鳥越ルミ子

高校卒業後、様々な仕事を経て、27歳の夏、ニュージーランド単身渡航。72日後に同国初リフレクソロジーサロンを開業し、後にRUMIKO CO.LTDを設立。現在、ニュージーランド、オーストラリアの両国でサロンを運営。また同時に国際的に活躍できるセラピストの育成に着手し、海外で技術習得、現地サロンで英語を使っての実践研修、海外ライセンスを取得できるスクールを開校し、卒業生は400名を越え世界各国で活躍している。本社はそのままに自身は2004年より日本を拠点とし、スクール留学生のケアを行う傍ら、『姫道』の推進活動や、自身のもつ海外起業のノウハウを活かした講演、執筆なども行っている。 好きな言葉:努力と偶然の曲がり角に幸運はあるんだよ

RUMIKO CO.LTD

鳥塚ルミ子(Toriduka・Rumiko)

女性が世界で輝くためには、①術 ②ノウハウ ③心意気 の三つが必要なんです。私は自分の得意分野を活かしてこの三つの視点から支援しています。まず『術』の部分がセラピスト育成のスクール。『ノウハウ』の部分がニュージーランドで就職や起業、永住したい人のサポート。たとえばVISAの取得方法やジョブオファーのお手伝い。そして『心意気』の部分が姫道です。」
「高校卒業後は、バスガイド、ナレーター、企業・ショールームの受付、セカンドスクールの営業など、様々な仕事をしました。その全部に共通していたのは人が相手であること。人と直接コミュニケーションするのが好きなんです。二十三、四歳の頃、仕事を通して『ルミ子さんと話していると楽しい、明るい気持ちになれる』とよく言われたんです。その私のキャラクターをさらに強めてより多くの人に出会える仕事を探した時、みつけたのがリフレクソロジーでした。多くの人は手に職をつけるために始めるのですが、私は逆でした。自分の強みを知り、自分の好きなものを理解した上で自分にそぐうものを選びました。自分を活かせて、好きなことで、時代背景に合って、市場が拡大しそう。そう思った九年前が、リフレクソロジーとの出会いです。」

「でも、初めは結婚して旦那さんがいない時にでも出来たらいいなぁという程度だったんです。起業したのは、野球選手だった婚約者との婚約破棄が大きなきっかけでした。ものすごくショックでしたが、それならばリフレクソロジーを思いっきりやろうと決意し、二ヶ月で百万円ためてニュージーランドに行きました。日本は当時既にリフレクソロジーの概念が広まりつつあり、私がどんなにやってもきっと二番手、三番手。だったら全く無いところでやれば、自分のリフレクソロジーがその地におけるリフレクソロジーになる!賢い私!(笑)ということで、選んだのがニュージーランドでした。実際に出来る出来ないとかは、考えませんでしたね。それを考えると動けなくなってしまう。海外生活経験も無いし英語も〝This is a pen.〟レベル。だけど誰も自分のことを知らない空間で思い切りやってみたいという衝動で、渡って七十二日後にニュージーランド初のリフレクソロジーサロンをオープンし、一年間でもう一店舗と株式会社化まで行いました。それくらいやっておけば誰も追いつけないだろうと思って貪欲に。」   「姫道の〝姫〟とは、『最高の自分』という位置づけです。だから皆それぞれ姫が違う。でもその姫により最短で行くための方法は、割りとみんな一緒なんです。それを説くのが姫道。心論、商論、殿論、美論にカテゴライズして紹介し、女性が輝くための色々なコンテンツを載せています。姫道の三原則は、『①ワガママであれ! ②貪欲であれ! ③自身がオリジナルブランドであれ!』。ワガママって良くない印象があるかもしれませんが、姫道の説くワガママは駄々っ子という意味ではないんです。たとえば求人で簿記二級必要、TOEIC何点以上、とあるとするじゃないですか。でもそれはわかりやすく公向けの言葉に落とし込んだだけであって、私には通用しない。求人というのはその会社に利益をもたらしてくれればいいのであって、資格なんて無くてもいい。私は昔からワガママで、最初の就活の時も入りたい会社の求人票が自分の学校に無かったのでその会社に電話しました。求人票を送ってもらい推薦枠で入社したんです。会社は経験は無いけれど何かやってくれそう、とリスクを負って雇ってくれる。私自身は引き受けた以上ワガママはそこで完結。引き受けたもののそんなのやったことないし疲れるし、やーめた、となってしまっては駄々っ子。完結するからワガママが成り立つんです。」

「私の好きな言葉は『努力と偶然の曲がり角に幸運はあるんだよ』。ニュージーランドでお世話になった社長さんに言われた言葉です。知識も語学力も無いのに現地のフリーペーパーを一人で作るよう指示され、私はこの国ではそういうものなんだろうと思い込んで(笑)頑張ったんですね。後からなぜ自分を雇用したのかと訊いたときに、『素直だったから』と言われました。そこでピタっとはまったのが、どの場所でも自分の最高のパフォーマンスを出す、うだうだ言わずとにかくやる、ということ。日々をベストに生きて頑張っている人にこそラッキーはやってきて、実は誰もがその幸運に気付いているんです。これもしかしたらやっておくといいのかもって。わかっているけれどなぜ拾う人と拾わない人がいるかっていうと、取ったら面倒くさいから。取ったらもっと努力が必要になるから。だからラッキーを見過ごして後から文句を言うの。取れば大変だけど自分の器がどんどん大きくなるから、そういう人はラッキーを拾うのが楽しくなるんです。 私も初めはラッキーを拾う楽しさがわからなくて、起業当時は本当にやっていることがいいことなのかどうかもわかりませんでした。でも卒業生たちが海外で起業して活躍していくのを見て、自分がやってきたことは間違っていなかったと裏付けが取れたんです。これからも女性が世界中で活躍できるよう支援していきたいので、「術」「ノウハウ」「心意気」の三つのコンテンツをさらに厚くしていきたいですね。女性とはワガママな生き物です。でも一本のポリシーを持ってワガママである女性は格好いいと思います。」

鳥越ルミ子