いい美女People-宮川 園子

宮川園子

1994年4月三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。広告代理店株式会社オックスプランニングを経て、99年、設立間もない株式会社サイバーエージェントに初の女性社員として入社。管理機能全般、東証マザーズへの上場承認を経験し、2003年から広報・IR室を新設。現在はシニアマネージャーを務め、様々なステークホルダーに対しコミュニケーション活動を行っている。

サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェント 広報・IR室 シニアマネージャー

宮川園子(みやがわそのこ・Miyagawa Sonoko)

高校卒業後短大に進学し、すぐに迎えた就職活動。「就職に対し当時は〝将来安定した暮らしができる男性をみつける機会〟くらいに思っていました。卒業後は大手都市銀行の一般職に就職し、テラーと言われる窓口業務に配属。銀行では一般職にも営業目標があり、私は潜在的な競争意欲を刺激され、それがたとえ窓口業務だとしても常に成果を確実に出し、ナンバーワンになりたいと思いました。目標を達成できるかどうかはどれだけ達成への熱意を持ち続けられるかだと思います。私は営業の外回りをする男性社員と情報交換したり、休日も同期とファミリーレストランでロールプレイングをしたりしていました。努力が成果に結びつくようになってからは仕事が楽しくて仕方がないと思うまでになり、就職した時の安易な気持ちはなくなっていました。」 

「その甲斐あって入社二年目、念願の『優秀テラーの表彰』を受けることができました。しかしその頃から、先輩が自分のなりたいイメージと重ならなくなってきたんです。早く結婚して幸せな家庭を築きたいという人が多かったし、何より仕事をしていて幸せそうに見えなくなっていました。私は一生続けられる仕事をしたいと思い始めていたので、転職を決意しました。」

宮川園子

転職先の現株式会社オックスプランニングは、三十代前半(当時)の社長が率いるベンチャー企業。「社員もみんな二十代から三十代前半。ベンチャー企業でしたから努力すれば自分も重要な仕事を任せてもらえますし、同じフロアに社長もいて会社の経営が身近に感じられたりと、非常に良い経験になりました。若くても色々できるかもしれない、と思えた大きな転機です。」 同時期に、オックスプランニングでアルバイトをしていたのが現サイバーエージェント代表取締役社長藤田晋氏だった。「その後インテリジェンスに就職し一年程経った藤田に、インターネットの会社を立ち上げたから一緒にやらないかと声をかけてもらいました。当時私にとっては〝アルバイトの藤田君〟の印象しかなく、インターネット産業も良く理解していませんでした。生活できなかったらどうしようと心配もしましたし。ですが、今こそ自分達がオックスプランニングを創った社長のようにできるチャンスだと思ったんです。」

こうして設立したてのサイバーエージェントに転職。「現在は約一六〇〇人の社員がいますが当時は社員数人とアルバイト数人。小さなオフィスでトイレも男女共同でした。私は初の女性社員として、人事、経理、広報、財務…、最初は管理業務を全部一人で任っていました。今から考えると広い範囲の業務であっても、なんとか手探りでこなしていたような感じです。でも、会社の成長と自分の成長を同時に感じることができ、ワクワクの連続。どんどんのめり込んでいきました。はちゃめちゃな生活だったかもしれませんが、今仕事を楽しむことができる重要な要素を創ったと実感しています。 最近は、ついワーク・ライフバランスが先行してしまうけれど、そこに至るにはステップがあると思います。バランスをとることだけを最初から求めると、成果も出せず中途半端に終わってしまう。一度どっぷり入り込んだ方が仕事を楽しめると思います。」

仕事への意識が大きく変わった宮川さん。「自分の成長と会社の成長がリンクしている実感がすごく楽しい。」とのこと。 現在、サイバーエージェントは『二十一世紀を代表する会社を創る』という大きなビジョンを掲げて邁進中です。そのビジョンを自分達で実現させられれば最高!守り続けていきたいのは、新しいものを作り続けていくチャレンジ精神と若い人が活躍できる環境作り。成果が出れば仕事は楽しいものです。就職活動を控える皆さんには、仕事を遠いものに感じず目の前の与えられたこと、小さな気付きから一歩一歩始めていってほしいと思っています。仕事を楽しんでキラキラ輝いている女性が増えてくれるのを期待しています。」